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07:05:37
20

リラちゃんと漢方薬

080816_1350~01
↑これからお昼寝するチュンセ



我が家には昔“リラ”という名の白地に薄茶色の模様の入った小柄な可愛い猫がいました。
このリラちゃん、拾った時からひどい蓄膿症でいつも鼻をグズグズ言わせていたのです。

人間でも蓄膿症はなかなか治療が大変な病気です。
(家の猫の何匹かはこれが原因で死んでしまいました。)
獣医さんに頂いた薬も殆ど効果は無く困っておりました。

そんな時漢方薬が良い、と耳にし近所の漢方薬を扱っている薬局へとでかけてゆきました。


薬局には薬剤師の女性が一人おられました。
「どのような薬をお探しですか?」

これは誤算でした。
まだ10代だった私は薬屋に行けば沢山薬が並んでいて、自分で選べると思っていたのです。

私はおずおずと、
「あの、蓄膿症に効く薬は、ありますか?」

「蓄膿症ですか。お客様がですか?」

「違います。えーと家族のです…。」

「あら、本当はご本人に来ていただいた方がいいんですけどねえ。おいくつ位の方ですか?」

えっ? リラちゃんは人間だったら20歳くらい……私は反射的に答えていました。
「20歳です」

(しまった……。)

「お若いですね。性別は?」
「女です」

(ああ…)

「身長は? 高いですか?」
「低い方です。」

「太ってますか?」
「決して太っているわけではありませんがやや太めと言えるかもしれません」

(もはや引き返せない…)

「色は白い方ですか?」
「そうですね、とても色白です。」

「どのような症状ですか?」
「いつも鼻水が出ていてとても辛そうです」

「頭が痛いとか?」
「……そうかもしれませんが本人ではないのでわかりません…」

「やはりご本人からお話を直接伺いたいですね。そのほうがぴったりなお薬をお出しできますし。一度いらしていただけませんか?」
「……わかりました……。」


すごすご薬局をでたのでした。

当時シャイだった私はとうとう最後まで猫だと言い出す事ができず…。
なんとなく気まずくてその薬局はその後一度も利用しないまま、今ではお店も無くなってしまいました。
リラちゃんもそれから数ヵ月後蓄膿症が原因で亡くなりました。

ちょっと悲しく、ちょっと笑ってしまう思い出です。



     ♪     ♪      ♪     ♪     ♪     ♪

リラちゃんの写真が見当たらなかったのでチュンセを。

080816_1340~04
↑お庭で散歩中


お庭のチュンセ1
↑写真を撮ろうと話しかけたら返事をしてくれたのですが…ちょっと写りが悪くなってしまいました。でもかわいい。





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