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以前作曲した「桜の思い出」がリニューアル(と言って良いのでしょうか?)しました!
作詞者の山波言太郎(祖父)が先日「桜の思い出」の歌詞を書き換えたのです。
タイトルも少し変わって「ボルテ・チノ(青き狼)桜の思い出」になりました。
前とは文字数も変わり、内容は以前の歌詞にあるアニーローリー、という言葉から解るようにちょっと西洋風なものから、源義経と静御前についての日本的な詩になりました。
これを9月のコンサートで歌おうと思いメロディーを一週間ほど前から付けていたのですが、とある事情により突然数日後に歌うことになり、二日で完成させなくてはいけなくなりました…。
そんな~めちゃくちゃな~とは思いましたが、いつもの事です。
初めこの曲はピアノと篠笛そして歌、という構成を予定して作っていたのですが突然の事ですので、急遽歌とピアノだけのバージョンを作ることにきめました。
作り始めると一番も二番も繰り返しも全部違うメロディーが出てくるではないですか!!
伴奏も全部違う~。
ああ、余計に時間がかかる…。
きっとすごい大曲なのね~。
この間学校でヘンデルがメサイアを三週間で書き上げたって聞いたけど信じられない!
そんなの人間業じゃないよ。やっぱりヘンデルは超人だったに違いない。
私ならメサイアの楽譜写すだけで三週間かかるよね…。
……と頭の中で様々な感情が行きかいつつも、二日徹夜して完成しました。
二日目、ピアノに向かって14時間が過ぎたあたりから、意識が朦朧として自分で何をやってるんだかわからなくなり、最後に清書している時、「なんじゃこりゃ?」という所が続出……。
でもどうにかこうにか終わりピアニストの方に楽譜を渡せました。
良かったー。あとは練習です。
でもこれから篠笛のパートも作らなきゃいけません。
