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このドレスを覚えている方、どれくらいいらっしゃるでしょうか。
ものすご~~~~く評判の悪かったドレスなのです。
普通ドレスは何度も着用しますが、これはたった一回だけ。
1998年9月に東京国際フォーラムでコンサートをした時のものです。
あの時はホールいっぱい、1500人のお客様がおいでくださって、コンサートが終わった時、
皆様が本当に長いこと暖かい拍手を送って下さったこと、今でも覚えています。
確かめずらしく2回、アンコールを歌った記憶があります。
舞台も客席も大きい時は、やはりドレスも派手なものでなくては、
と考えかなり気張ってこれをチョイスしました。
確かにそれは間違いではなかったはず……なのですが。
いやー終了後のアンケートでも、その後の知り合いの反応も、評判の悪い事!
派手すぎる、自然音楽らしくないとか色々……。
(もう一枚のブルーは何も言われませんでした)
今この可哀そうなドレスを見ても(時代遅れなデザインはさておき)そこまでひどいとは思いません。
恐らくひどかったのは私の着こなしだったのではないかと。
派手なドレスにはそれに負けないヘアメイクが必要ですが、私ときたらお化粧に慣れてなくてファンデーションすら殆ど塗っていなかった。
髪の毛も梳いてなでつけてピンで止めただけ。
これじゃドレスに着られちゃうよね。
今だったらもう少し着こなせたかも……なんて思ったり。
このドレスを見ているとひたすら頑張っていた20代の自分を思い出します。
しかし今となってはこのデザイン年齢的にイタい。
ファスナーも閉まらない(汗)
森麻季さんや天童よしみさんのようなスタアのオーラがあれば着こなせてしまいそうだけれど、わたしにゃぜったい無理~。
そしてかさばって収納場所も限られている。
おそらく一生着ないだろう。
……というわけで少し前に涙をのんでさよならしたのでした。
思い出をありがとう!!
↓ついでにその時の写真。

何て自虐的。