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みどりの歌声 講演コンサート


以前もお伝え致しましたが、改めてお知らせさせて頂きます。




   池子の森を守る、地球の緑を守る  
 みどりの歌声 講演コンサート


  2010年5月2日(日)
  13:30開演(13:00開場)
  会場 逗子文化プラザホール なぎさホール

     (JR逗子駅より徒歩5分・京浜急行新逗子駅より徒歩2分)



講演 島村 輝
(フェリス女学院大学教授・日本社会文学会代表理事・逗子・葉山九条の会事務局長)
コンサート 青木由有子

後援 逗子市

参加費 1000円(全席自由)

●購入申し込みはお電話で。
0467-23-8741(みどりを守る歌声の会・自然音楽研究所内 水・第2・4火曜定休)

チケット販売所もございます。
◎逗子文化プラザ 046-870-6622
◎逗子レコードショップ 046-871-3017
◎椿書房 046-871-4476




現在危機的状況にある池子の森を守るため、この講演コンサートを企画しました。


第一部で講演されますのは私と同じく逗子在住の、フェリス女学院大学文学部教授・島村輝先生です。「『虔十公園林』と池子の森―宮沢賢治から発想する」というタイトルで一時間、お話して下さいます。

第二部は私のコンサートで、唱歌や自然から聞き取った歌など、私が作詞・作曲した曲を中心に自然に関するお話を交えながら一時間歌わせて頂きます。月読かぐやによる舞も入ります。




「みどりを守る歌声の会」を7年続けて参りましたが、このコンサートの後にも「緑を守る歌声運動」は更に継続して行くつもりです。

私たち人間の一人一人の心が変わらない限り、地球の緑(いのち)は守れません。
緑(いのち)の大切さを、全ての人々の中に芽生えさせる運動が、この歌声運動です。

御協同下さる方は是非この「緑を守る歌声運動」に参加して頂ければ嬉しく思います。




(チラシより)


■メッセージ

逗子・桜山に住むようになってもう二十年近く、自宅からは池子の米軍住宅が目の前のように見えます。戦前、軍事施設として接収されてから、森と人との共存が失われたまま、今日その姿は自然に加えられた大きな爪痕のように思われます。今回は宮沢賢治の『虔十公園林』という童話を中心に、人と環境のあるべき姿を賢治がどのように考えていたかから発想してお話をしたいと思います。   (島村 輝)


私達のふるさと逗子。逗子駅に降り立つと、どこの街とも違う涼やかな香りがします。それは海と池子の森があるから。この街に住む者は誰でも分け隔てなくこの自然達に守られています。逗子の街や人が穏やかなのは池子の森が守ってくれているからこそ。池子の森が壊れれば、逗子の街も壊れます。海も森も川も同じ街に住む同じ仲間。同じいのちを持つ友人として池子の森を守りたい、歌いたいと思います。  (青木由有子)


■プロフィール

島村 輝(しまむら てる)
1957年生まれ。東京大学大学院博士課程単位取得退学。女子美術大学教授を経て、現在フェリス女学院大学教授。専門領域は日本近現代文学、芸術表象論。主要業績は『読むための理論』(共著、1991 年、世織書房)、『臨界の近代日本文学』(単著、1999 年、世織書房)、『「文学」としての小林多喜二』(共編共著、2006 年、至文堂)など。小林多喜二に関する研究、著作、講演が多く、2006 年「蟹工船」エッセーコンテスト選考委員長、2008 年9月には、イギリス・オックスフォード大学で開催された「2008 年オックスフォード多喜二シンポジウム」の共同コーディネーターを務めた。「逗子・葉山九条の会」事務局長。2009年6月から日本社会文学会代表理事。