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お菓子の本②

庭のポーセ1

今日は暑かったですね。
この間まで寒かったのに、冬から急に夏になってしまったようです。
日本は本当に亜熱帯になってしまうのでしょうか…?


さて、またお菓子の本です。

■「味で選んだ洋菓子店」
 ミセス愛蔵版 文化出版局
 昭和54年発行 1200円

お菓子の本2

これまたボロボロ。すみません。

タイトルの通り、全国の洋菓子店の紹介が主な本です。
美味しそうなケーキの数々、食べに行きたくなります。でも古い本なので今でも全てのお店があるのかな?

当時活躍していた方々のお菓子にまつわるエッセイもちりばめられていて楽しいのです。
個人的には作曲家の三善晃さんなど、何故か音楽関係の方が多いのが嬉しい。食いしん坊がおおいのでしょうか?

そして作り方も沢山載っています。とても簡単に出来るものから、作る気が起きないほど“超”難しいものまで。
先日作った苺のタルトもこの本の中の“あの場面 あのお菓子”という特集で、「ローマの休日」のアイスクリーム、「サウンド・オブ・ミュージック」のザッハ・トルテなどと共に紹介されていました。

あとは「お母さんの手作りケーキ」という特集も楽しいです。
ヨーロッパ出身で日本在住の奥さん達が自分の国の家庭的で素朴なお菓子を紹介しています。その奥さん方、大使館の事務長の妻だったり、作曲家の妻、また自身が大学教授だったりで、お家のインテリアなどもハイソサエティな雰囲気、テーブルセッティングも豪華で、そしてお国柄が現れていて見ているだけで面白い。
もちろんお菓子も美味しそうで、私もいくつか挑戦しました。

楽しく、美味しそうな読み物や写真が多くて、幸せな気持ちになり、つい乗せられて作ってしまう本です。
書いてたら無性にお腹空いてきましたよ……。

庭のポーセ2