10:07:18
13

今日は私の使っているお菓子の本をご紹介したいと思います!
自分で買ったりもして、沢山あるのですが、その中から使用頻度の高い三冊を。
ただ、先日も書きましたが、30年以上前の母の物なのでとても古いものなのですが…。
最近のお菓子の本は短時間で簡単に出来るものが目立ちますが、昔の本は基本から丁寧に書いてあり、手間がかかるものが多い気がします。使っている材料も面倒なくらい細かく多い。
プロの職人が店に出しているのをそのまま紹介しているレシピまであり、こんなの素人にはちょっと無理なのでは…というものまであります。
でもその分この通り作れれば(それが難しいのだけど)本当においしいのだと思います。
とはいえそんなに腕に自信があるわけではないので、こんな昔の本の中から比較的簡単なのを選んで、組み合わせたりして作っています。
まず一番にご紹介したいのがこの本です!
■主婦の友実用シリーズ クッキングレッスン
「ケーキとデザート」宮川敏子著 主婦の友社

…………。
これはヒドイ…。
小学生の私が奮闘した結果、ボロボロにしましたです…。
扱い悪くてすみません。
でもこれは本当に素晴らしいお菓子の本だと思います。
私が初めてお菓子を作った11歳の時から今までずっと使い続けています。
宮川敏子氏はパリ・スイスへ留学され、当時のお菓子作りの第一人者であったようです。
私のお菓子作りの心の師と(勝手にずうずうしくも)思っております。
この本一冊作ればお菓子作りの基本が全てマスターできるのではないでしょうか? 初心者にもわかり易く、まるで教科書のように基本に忠実で丁寧に書いてあり、しかも、どのお菓子を作っても味がいい!
大好きな本。こんな本他に出合った事がありません(と思う。)
残念な事に今は絶版。
私が持っているのは一番古い昭和46年の初版で立派な装丁の本ですが定価680円。その後昭和54年に復刻したようですが、その復刻版が現在プレミア付きで売っているようです。
今ネットで調べたら何と5000円! ひえー。
き、貴重な本だったんですね。ぼろぼろでごめんなさい…。
また復刻しないかなー。絶対買います。もう読みにくいページがあるもので…。
